Apph(アップ)とGeena(ジーナ)
2007年10月訓練所からジーナが帰ってきました。アップは
この年、私が譲り受けるのですが、しばらく一緒にいました。

ジーナは生後10ヶ月、未成犬ですから腕白ざかり、その上
聞かん坊だから、それは大変、2頭で上位を争います。

犬科の狼は群れをなし、リーダーが居ます。ハイエナは犬科では
ないがそれに近い、リーダーから群れの順位まで決まっている。

犬は家畜化されて相当な年月がたっているので、このようなリーダーや
序列についは不明なことが多い。

野犬などが繁殖して沢山生息している地域があると聞くが、
ボスが居て群れをなして順位が決まっているとは考えにくいようです。
しかし上位は主張するし争う、よく犬の方が人間より上の家庭を見ます。
アップとジーナは仲良く仔犬のように上になり下になり
じゃれ合います。成犬ではこのような事はあまりしません。

ジーナがアップに手を出そうと狙っています。
ジーナはアップの持っているカリンの実が欲しそうです。遊んでいる内に上位が決まる場合が多いのですが、
決まらないから、疲れるまでじゃれ合っています。
私は複数犬を飼ったことは何度かありますが、どちらが上位か
はっきり認識した事はありません。
アップがしつこいジーナに負けたようです。

しかし何時も、こうなるとは限らなかった。
かつて雄犬を二頭飼った事がありますが、仲が悪く時々
喧嘩をする。体が小さい方が強かった。喧嘩に負ける
方が上位のようであったようだ。
当時、広場で放すと喧嘩に勝つ犬の方が何時も付いて歩いた。
しかしどちらが本当に上位か確認は出来なかった。
犬の年齢、成熟度、雌の場合は特に性的成熟度に関係があるとの説もある。

ジーナがあまりしつこいので括って玩具を
渡してやった。
行かなくても良いのにアップがチョカイをだす。

ジーナは負けて服従の姿勢を見せているのではありません。この悪そうな顔、見てください。
やっとおさまってジーナに「よしよし」
散歩に行くときはどちらも私の横へ来たがります。
このときだけはジーナが譲りアップが私の横でした。

ジーナはアップだけでなく私にまで自分がえらいと
主張します。具体的には飛びつく甘咬をする、言う事
は中々聞かない。

アマチュア訓練士の丸野さんに2頭散歩に連れて行くと
怪我しますよと言われた。
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